植毛治療

植毛治療

自分の毛髪を頭皮に移植する事で自然な生え際の感覚を取り戻せます。

当院では、男性型禿髪症状(若ハゲ)をはじめ女性の薄毛、熱傷や外傷後の頭部・眉毛部・睫毛の欠損に自毛植毛を行っています。
この植毛は後頭部の毛髪を皮膚組織ごと切除し、特殊な植毛針で1本1本移植する手術です。

自毛植毛ではアレルギーや拒絶反応がなく、1本1本手作業で植え込みするので生着した毛が元々あった毛と同じように成長・定着する為、安心して治療していただけます。
開院以来、症例・手術経験から健康な皮膚はもとより、瘢痕化した皮膚の生着率も90%は確実となりました。

形成外科
雑誌形成外科に院長の植毛の論文が掲載されました

当院の植毛治療の特徴

当院では毛包単位植毛(FUT植毛)をChoi式植毛針を用いて行っています

毛包単位植毛(FUT植毛)Follicuar Unit Transplant とは

毛包単位植毛(FUT植毛)Follicuar Unit Transplant

毛髪は、一つの毛包(follicular Unit)から2〜3本ずつの毛が生えています。この毛包単位ごとに移植するのが、毛包単位移植(FUT : follicular unit transplantation)、別名自家単一毛植毛と呼ばれる植毛手術です。

毛包単位植毛(FUT植毛)Follicuar Unit Transplant
皮膚と一緒に切除した後頭部の皮膚を熟練したスタッフが手作業で毛包単位に分離します。

Choi式植毛針とは

1990年代に韓国のChoi医師が開発した植毛器です。
毛包単位の毛の数に応じた4種類の植毛針を使用します。
最大の特徴は、穴を開ける作業と植毛の作業が同時に行えるので、手術が早い、出血が少ない、傷跡が残りにくいなどの利点をもつことです。

Choi式針
Choi式針
FUT Choi式針に装着された毛包
FUT Choi式針に装着された毛包

長所

  • 一生抜けない、伸びる
    一旦生着した毛は自然の毛と同じように伸び、抜けてもまた生えてきます。
植毛前
植毛前
そろそろ生えてきた
そろそろ生えてきた
毛が伸びてきた
毛が伸びてきた

元々あった毛髪と全く変わることがありませんのでシャンプーはもちろん髪を染めることもできます。理髪店でも植毛をした事はわかりません。後頭部の毛を採取した部分はきれいに縫い縮めるのでほとんど目立ちません。

  • 見た目にわからない
    元々の毛髪と同じ毛流と角度で1本1本植えていきますので、近づいて見ても植毛した毛かどうか判別できません。
  • デザインが自由
    薄くなった形にあったデザインが自由にできます。
    【植毛デザイン例】
M字型
M字型
頭頂型
頭頂型
  • 薄くなった部分のどの部分にも植毛できる
  • 外傷などの傷跡にも植毛できる
  • 頭部以外の部分にも植毛できる
  • 人口毛移植のようなアレルギー症状は一切ない
  • 眉毛、まつ毛、性毛にも植毛できる

短所

  • 後頭部に傷ができる。
    後頭部の皮膚を切除した傷は、毛根に傷をつけない細心の切除を行い、形成外科的にきれいに縫い合わせますので、見た目はほとんどわからない程度の傷しか残りません。また後頭部は上から髪の毛が覆いますので、丸坊主のようなよほどの短髪でない限り見えることはありません。
  • 密度が低い。
    1回の植毛では本来の毛髪より密度が低くなりやすくなります。
    2回目の手術を行うと本来の密度に近くなります。

治療の流れ

カウンセリング(予約不要)

頭皮の状態、治療歴などを診察し、植毛治療が適切と考えられる場合は手術の予約をしていただきます。

採血(感染症チェック)

感染症を調べる血液検査を行い手術の予約をしていただきます。

手術当日

・前開きの服で頭からかぶるような服装は避けてください
・シャンプーは済ませてお越しください
・整髪剤などはつけずにお越しください
・植毛部を隠したい方は、頭部を圧迫しないようなソフトな帽子をご用意ください。

手術の流れ

植毛部のデザイン

植毛部のデザイン

お好みに合わせて植毛部のデザインを決定します。

採皮部のデザイン

採皮部のデザイン

後頭部の採皮部のデザインをします。
植毛の本数によって、後頭部の採皮する長さが決まります。
1000本の場合で幅約1cm長さ10cmの採皮になります。

毛の採取

後頭部の採皮部に局所麻酔をします。
麻酔を行うため痛みはほとんどありません。

採皮
毛根を傷つけないように、メスの挿入方向を毛根と平行にして丁寧に毛髪を皮膚と一緒に採取します。
採皮した傷は細いナイロン糸できちんと縫合します。

【採皮イメージ】

メスの方向は毛根と平行に
メスの方向は毛根と平行に
毛根を傷つけないように採取
毛根を傷つけないように採取
細いナイロン糸で縫合
細いナイロン糸で縫合

傷跡はほとんどわからなくなります
傷跡はほとんどわからなくなります

毛の分離

毛の分離

皮膚と一緒に採取された毛髪を専門のスタッフが丁寧に1本1本手作業で単一毛に分離します。

植毛

植毛

植毛部位に局所麻酔をします。
麻酔を行うため痛みはほとんどありません。
デザインに沿ってChoi式植毛針で丁寧に植毛していきます。

手術時間(1000本の場合)

  • 後頭部からの毛髪採取に約1時間
  • 毛の分離に約2時間
  • 植毛に約1時間半
矢印 合計約4時間の手術時間となります。

術後

手術終了後はガーゼ包帯などは不要で、そのまま帰宅できます。
植毛部に直接当たらなければ帽子をかぶっても問題ありません。

入浴
  • 当日は軽いシャワー程度にしてください。
    (頭部は濡らさないでください)
    入浴は翌日から可能。
    植毛部は7日目まではできるだけ濡らさない様にしてください。
    7〜14日の間は軽くお湯をかけても構いません。
洗髪
  • 後頭部の採皮部のシャンプーは3日目から可能。
    植毛部は4〜14日はお湯で洗うだけで擦らないでください。
    14日目以降は普通にシャンプー可能です。
散髪・毛染め・パーマ
  • 散髪は1ヶ月後、パーマや毛染めは3ヶ月後から可能です。
経過
  • 植毛部は、術後多少の赤みやかさぶたが目立ちますが1〜2週間でほとんどわからなくなります。
  • 後頭部の傷は、傷の下縁をきれいに処理しますので1本の線になります。その傷の大きさは植毛本数によって異なりますが、傷跡は徐々に目立たなくなります。
  • 個人差はありますが、植えた毛の一時的脱毛が起こることがあります。
    一時的に脱毛しても毛母細胞は残っているので約3〜4ヶ月程度で生えはじめ、8〜10ヶ月程度で生えそろいます。
  • 植毛後、健康な頭皮であれば90〜95%が生着します。傷跡のような皮膚では生着率が下がります。
通院
  • 術後問題なければ2週間後の採皮部の抜糸を行います。その後3ヶ月、6ヶ月の検診にお越しいただきます。
効果
  • 後頭部から移植した毛髪は薄毛の原因となるホルモンの影響を受けないため一生抜けません。
副作用
  • 自分の毛髪を植毛するので副作用はありません。

症例

症例1

  • 術前
    術前
  • 術後
    術後

症例2

  • 術前
    術前
  • 術後
    術後

症例3

  • 術前
    術前
  • 術後
    術後

料金(税別)

頭部 ドナー採取切開部1cu(100〜120本前後) 40,000円
眉・まつ毛 ドナー採取切開部1cu 60,000円
性毛 ドナー採取切開部1cu 40,000円
基本手数料 150,000円

例えば頭部500〜600本の場合

5cm切除 40,000円×5 200,000円
基本手数料 150,000円
合計 350,000円

例えば頭部1000〜1200本の場合

10cm切除 40,000円×10 400,000円
基本手数料 150,000円
合計 550,000円

かつらや増毛法は初期の費用もかなり高いものが多く常にメンテナンス費用がかかるため、全体として費用がかさみます。 この点植毛術は一度生えてしまえば、一生自分の毛が生えてきますのでメンテナンス費は一切かかりません。
今までの髪の毛と同じように自由にヘアースタイルを変えることも染めたりパーマをあてたりすることもできます。

自毛植毛と他の方法との比較

自毛植毛 人工毛植毛
治療回数 1〜2回 多数回
通院回数 2週間後に診察
その後経過観察のみ
2〜3ヶ月に1回程度メンテナンスが必要
特徴 短期間で希望の部分に明らかに毛髪が増える
自分の毛なので一度植えたら生え続ける
いろいろな材質の人工毛がある
植えた人工毛が伸びることはない
費用 一度植毛すればその後
一切費用がかからない
ずっと追加の植毛費用が必要
短所 本数に限界がある
2000本〜3000本
異物反応が必ず起きて抜けるので一生追加する必要がある
頭皮にダメージが起きる
かつら 増毛
治療回数 数年に一度
作り替え
多数回
通院回数 不要 2〜3ヶ月に1回程度メンテナンスが必要
特徴 すぐ薄毛を隠せる
頭全体でも隠せる
いろいろな髪形に対応
費用 数年に一度作り変える必要がある ずっと増毛費用が必要
短所 毛が劣化するので作り替えが必要になる 一生増毛治療を繰り返す必要がある

植毛治療に関するよくある質問

Q1.頭髪以外の部分にも、植毛できますか?
眉毛、まつ毛はもちろん、ワキガ手術などで無毛化した部分、薄くなった陰毛などの植毛も可能です。
Q2.生まれつきちぢれ毛や白髪でも植毛できますか?
後頭部に移植に必要な長さ(約1cm)の毛髪が生えていれば、ちぢれ毛や白髪でもまったく問題ありません。
Q3.最大何本まで植毛できますか?
一度に2,500本程度まで植毛できます。数回に分ければ最大3,500〜4,000本まで可能です。
Q4.人工毛とどのような違いがありますか?
自毛植毛は人工毛とは違い、生きた自分の毛髪を毛根と一緒にひとつひとつ移植する技術です。 一度植毛すれば90%以上は生着します。
人口毛は必ず拒絶反応があり、皮フに炎症を起こし抜けていくため、いつも植え替えをする必要があります。 また頭皮を傷めてしまいます。
自毛移植は拒絶反応は全く起こらず、一度生着すればずっと自然な毛が伸び続けます。
Q5.手術後に帽子をかぶることはできますか?
植毛部が擦れる事は絶対に避けてください。
どうしてもかぶる必要がある場合は、植毛部に直接当たらないように気を付けてください。
Q6.理容店や美容室でバレませんか?
植毛部は他人に分かることはありません。後頭部の傷もほとんどわかることはありません。
Q7.現在かつらを使用していますが、植毛した毛が伸びてくるまで、かつらを使用していてもいいのでしょうか?
できれば、あまり蒸れるようなことはしていただきたくありませんが、1日中ということでなければ大丈夫だと思います。ただし、かつらはいつも清潔にしておき、接着剤・止め具などにも注意してください。
Q8.手術後に頭に汗をかいても大丈夫ですか?
大丈夫です。
汗は術後に影響を与えませんので心配ありません。
Q9.入院はしなくていいんですか?仕事はいつからできますか?
入院の必要はありません。翌日から普段通りにお過ごしいただいてかまいません。術後10日から2週間後に一度抜糸に来ていただくことになります。ただし、地方の患者様などご都合がつかない方には、抜糸の必要がない解ける糸での対応もいたしております。仕事の内容にもよりますが、翌日から可能です。
Q10.人工毛の手術を受けていると治療できませんか?
現在人工毛があると治療はお勧めしません。いずれ抜け落ちますのでその後であれば植毛できます。
Q11.植毛ロボットによる植毛とはどういうものですか?
以前のロボットによる植毛は精度が低く、毛の生着率に問題がありました。最新のロボットはコンピューターで正確に採毛できますが、手術を受ける時に後頭部のかなり広い範囲の毛を剃る必要がある、実際の植毛は結局人が植えているので時間が長くかかる、ロボットの価格が非常に高額でその費用を上乗せするので手術費用が高い、などの問題があります。結局従来から行われている人の手で丁寧に毛包単位に分けて植える手術より特に優れたものではないでしょう。
植毛に関して長い実績のあるクリニックで治療を受けられるのが大切と考えます。

日本臨床毛髪学会

毛髪をテーマとする学会で、当院の河田真作院長は学会の理事です。
リンク http://www.jschr.org/
会長として第19回日本臨床毛髪学会を開催しました。

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